アニメ『少女終末旅行』と言う作品について 其の一

どうも、ユウマです。

寝違えて首が痛いです。

今回はアニメ『少女終末旅行』と言う作品について僕なりの考えを述べて行きたいと思います。

1個に纏めようと思うとかなりの文量になりかねないので三段構成にして纏めようと思います。

(注:このブログはあくまでもアニメを見た上での見解で構成されています。原作は未読なので悪しからず。)

f:id:matsuyu0908226:20180121205856j:image

あらすじ

文明が崩壊した終末世界を2人だけで生きるチトとユーリは、半装軌車のケッテンクラートで廃墟をさまよい、食料を求めてひたすら移動を続けながら、旅の道中でさまざまな文明の痕跡に出会う。

Wikipediaより引用

あらすじにもある通りこの物語の世界は戦争によって文明そのものが崩壊してしまったと言うのっけから壮大なスケールの物語である。

そんな世界で2人の少女がケッテンクラートで移動しながら生活してる(生活と言って良いものか分からないが)と言うのだからさらに驚きだ。

 

 

f:id:matsuyu0908226:20180121210929j:image

※ちなみにケッテンクラートってのはこんな車

 

この作品のどこが僕の琴線に触れたのかというと繰り返される時代と歴史についてと言う部分を描いていたからである。

序盤の展開としては少女2人がケッテンクラートで雑談しながら始まるほのぼのした物であったがこの作品の真価はその後に発揮される。

 

【戦争とは】

 

第2話の中で登場人話のユーリ(金髪の方)が『何故戦争が起こるのか』とパートナーのチト(黒髪の方)に向かって問う場面がある。その問いに対してチトは『話し合いではどうにもならなくなってしまったときに人は武器を持つのだろう。例えば3人の人がいて目の前には2人分の食料しかない。そこで誰かが武器を持てばそれは戦争だ。』と言い放つ。(セリフはうろ覚えなので悪しからず)

そしてそんな話をしてる最中2人はある廃墟から備蓄されているレーションを見つけ2人で分けて食べる。しかしレーションは1袋に5本しか入ってないことに気づきチトは1人2本ずつ食べて残りは半分こしようと言おうとした。しかし袋に1本しか残ってないレーションを見てユーリはなんと自分の持っている銃をパートナーのチトに向けたのである。そしてこう言い放った。『なるほど、これが戦争か。』と。

まさか銃口を向けられるとは思っていなかったであろうチトは困惑を隠せずに結局袋の中のレーションをユーリにとられてしまった。

とてもほのぼのアニメと言うにはお門違いなシーンだと思う。

f:id:matsuyu0908226:20180121213337j:image

※ちなみにこれがレーション

 

なぜ人間は長い長い歴史の中で争いを繰り返すのか、なぜ戦争を続けるのかと言う誰しもが考えるであろう普遍的な疑問に対してこのシーンで1つの解答を出したのではないかと僕は思う。

 

次回のブログでは歴史に観点を置いて僕の考えをつづって行こうと思います。